寒くなってくるとまずはユニクロのヒートテックを買いに走るという方も多いのではないでしょうか。
冬物に衣替えをしながら毎年思うことはずばり、去年のヒートテックってまだ使える?
別に破れてはいなくても、明らかに体感として暖かさが薄れているように感じるんですよね。
新しいものを着ると、あったかい!全然違う~!!みたいな 笑
この記事ではユニクロのヒートテックの寿命や、少しでも長持ちさせるコツについてまとめています。
- ユニクロのヒートテックには寿命がある?
- ヒートテックの寿命の見極め方
- ヒートテックを長持ちさせる秘訣とは?
ヒートテックには寿命がある?

公式にユニクロがヒートテックの寿命を発表しているということはありませんが、一般的には約1年だと言われています。
ヒートテックの寿命を考えるうえで、まずはヒートテックが暖かい理由から考えてみましょう。
ヒートテックが暖かい理由
ヒートテックが暖かい理由は主に2つあります。
- 吸湿発熱効果を利用している
- 保温力を高める気密性
ヒートテックの吸湿発熱効果がスゴイ
ヒートテックの暖かさの肝は吸湿発熱にあります。
人間の体からは何もしなくても水蒸気が出ています。
体から発散される水蒸気をヒートテックの繊維が吸着、その水分子のエネルギーを熱エネルギーに変換することで暖かさが生まれます。
吸湿発熱という効果自体はどんな服にもありますが、ユニクロはその効果をぐっと高める極細繊維を開発したことでこれだけの人気が出ました。
ユニクロが開発した繊維のすごさはズバリ…
- 吸湿性に優れた密な繊維
- 必要以上の水分を逃がす機能
保温力を高める気密性がスゴイ
ヒートテックのもう一つのポイントは気密性の高さです。
これも先ほどの繊維のすごさに通じるものがありますが、繊維が密であることが暖かさの秘訣になっているんですね。
つまりヒートテックの寿命というのは…
ヒートテックが暖かい理由は繊維が密だから…
ということは寿命になるとは繊維が密ではなくなることだということができますね。
ヒートテックは直接肌に触れるものがほとんどなので、毎日洗濯をしますよね?
洗濯はどうしても繊維を痛めてしまうので、洗濯回数がヒートテックの寿命に直結しているのです。
ヒートテックの寿命はどうやって見極める?

ヒートテックの寿命とは、繊維が密ではなくなることだということを述べてきました。
でも密ではないってどうやって見分けるの?ということで買い替えの目安を紹介します。
白い粉のようなものが見えるようになったら
ヒートテックを長く着ていると表面に白い粉のようなものが見えることがあります。
これは繊維の中に含まれている白い糸の一部です。
セーターの毛玉のようなものだととらえてもいいと思います。
つまり繊維が傷んでいる証拠だと言えるので、白い粉が見えるようになったら寿命と考え買替えの目安にするのもいいと思います。
着た時のフィット感がなくなったら
着た時にフィット感があるかどうかは、ヒートテックの寿命を考える上でかなり重要なポイントになります。
ヒートテックはわざと小さめの物を選んで買う方もいるくらい、体にフィットしているほど暖かい!
なんだか伸びてきて体にフィットしなくなったなと思った時が買い替え時です。
ヒートテックの寿命を延ばす方法とは?

ヒートテックを少しでも長く着たい!寿命を延ばす方法はあるのかな?
ヒートテックを長持ちさせる秘訣はズバリ洗濯の方法にあります!
ヒートテックを最も長持ちさせるには手洗いが一番
少々手間はかかりますが、洗濯機を使わずに手洗いするとヒートテックはとても長持ちします。
- 洗面器にぬるま湯を用意して洗剤を約10ml入れる(エマールなどのオシャレ着洗剤だとなお良)
- 優しく押し洗いをする(汚れ具合によって1~3分程度)
- ぬるま湯でよく洗い流す
- 軽く絞ってからバスタオルなどに挟んで水気を取る(ぎゅっと絞るのは厳禁)
- 陰干しする(セーターなどのように平干しするとなお良い)
手洗いなんてメンドクサイ!洗濯機で長持ちさせるコツ
上記の手洗いの手順を読んでそんな面倒なことやってられるか―と思った人!(はい、わたしのことです)
洗濯機でも長持ちさせる洗い方があるので安心してください 笑
- ヒートテックはネットに入れて洗いましょう
- ネットは小さめの物を使うのがポイント
- オシャレ着洗剤&弱流水コースで洗うと繊維にやさしい
- 形に合ったハンガーを使用し、陰干しすると良い
筆者は根っからのめんどくさがりなのでヒートテックを小さめのネットに押し込むだけで普通にガンガン洗濯してます…
でも、ネットに入れずに洗っていたころより格段に長持ちするようになった実感はあるので、これだけでも取り入れる価値ありますよ!
ヒートテックは乾燥機NG すぐに痛みます
ヒートテックの寿命を縮める行為ワースト1位と言っても過言ではないのが乾燥機の使用です。
乾燥機はどうしても繊維と繊維がこすれることによる痛み、熱によるポリウレタンの痛みが生じるためにすぐにヒートテックの暖かさが失われてしまいます。
ヒートテックは乾燥機を避けるのが無難です。

でもね、共働きも多いこのご時世そんなこと言ってられないよって人も多いです。ヒートテックは消耗品と割り切って普通に洗濯乾燥するのもいいと思いますよ。
ヒートテックには寿命がある?!暖かさを長持ちさせる秘訣とは? まとめ
- ヒートテックの暖かさの秘密は密な繊維にあり
- 繊維に傷つくことで暖かさが失われるため寿命と言える
- 寿命の見極めは白い粉状のものが見えたらorフィット感がなくなったら
- 長持ちさせるコツは洗濯の方法にあり
- 一番いいのは手洗い、洗濯機なら小さめのネットに入れると良い
- 乾燥機は繊維が傷むので使わないほうが良い
ヒートテックの寿命の考え方と、長持ちさせるコツについてまとめてきましたが、個人的にはヒートテックは消耗品。
毎年暖かい時期になったらセール品を来年用にストック買い⇒その年に使ったものは雑巾にでもしてしまうというのが一番いいかなと思っています 笑
上手にヒートテックを取り入れて冬を暖かく過ごしましょうね♪