人間拡張技術でピアノが弾ける原理は?ドコモ綾瀬はるかのCMがスゴイ!

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2月23日から全国公開されたドコモのCMが話題です。

綾瀬はるかさんが「人間拡張」技術でピアニストの角野隼斗(かてぃん)さんの演奏をトレースしています。

ピアノの素人でもプロのようにピアノが弾けるようになる⁈

近未来の技術にワクワクが止まりませんね。

人間拡張技術とはどんな原理なのでしょうか?

人間拡張技術が発達したらどんなことができるようになるのでしょうか?

人間拡張技術について調べてみました。

この記事ではこんなことを書いています
  • 人間拡張技術の原理はどんなもの?
  • 人間拡張技術で綾瀬はるかはどうやって弾いている?
  • 人間拡張技術で未来はどう変わる?
目次

人間拡張技術の原理はどんなもの?

「人間拡張」とはテクノロジーの力を借りて人間の身体能力や感覚を拡大することを言います。

他人の動きや、AI(人工知能)に基づいて、一人の人間にできる以上の能力を付与する技術が「人間拡張技術」なのです。

人間拡張技術は大きく3つに分類されます。

  1. 身体拡張
  2. 知覚拡張
  3. 存在拡張

人間拡張技術①身体拡張

人間拡張技術のひとつである身体拡張とは、人間の持つ運動能力を拡張することです。

イメージとしては、介護分野などでの活用が期待されているパワーアシストスーツのようなものがわかりやすいと思います。

普通以上に力が出る、スピードが出るといった分野ですね。

この分野で活躍が期待される企業としてはクボタが挙げられます。

パワーアシストスーツはすでに一部の介護現場などで運用が始まっていますね。

人間拡張技術②知覚拡張

人間拡張技術の二つ目、知覚拡張は視覚や聴覚といった人間の感覚を強化する技術です。

最近ではVR(仮想現実)も一般的になっていますが、こういった技術が知覚拡張技術ですね。

この分野で現在活躍しているのはプレイステーションなどを販売しているSONYです。

ゲームや映画の世界に入り込んだような感覚を楽しめるのが知覚拡張技術です。

人間拡張技術③存在拡張

人間拡張技術の3つ目、存在拡張は遠くの場所でも直感操作で機械などを動かしたりできる技術です。

過疎地や孤島など医療の手が届きにくい場所でも、遠くの病院から医師が手術をできるといった技術は存在拡張技術によって生まれたものです。

この分野で活躍している企業としてはコマツなどが挙げられます。

人間拡張技術とピアノ|綾瀬はるかドコモのCM

ドコモのCMで綾瀬はるかさんがピアノを演奏しているのが話題になっていますが、これはピアニストの角野隼斗(かてぃん)さんの演奏をトレースしたものです。

先ほどの分類でいうと①身体拡張の応用技術ですね。

角野隼斗(かてぃん)さんが体にセンサーを取り付けてピアノを演奏し、その情報を電気信号に転換して綾瀬はるかさんに転送することによって自動的に綾瀬さんの指が動くのです。

ドコモは6G時代の新しいコミュニケーションの形として人間拡張技術のプラットホームを拡張しています。

ちょっと怖い技術にも感じますが、わくわくするような面白いことがいろいろできそうだとも感じますよね。

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