松ぼっくりといえば道端に落ちているイメージがあるかと思いますが、いつ落ちてどこで拾えるのか知っていますか?
じつは松ぼっくりは売れるということで、テレビなどで何度か話題になっていることもあり拾い集める人も増えています。
きちんと処理して売れば思わぬ高値で取引される可能性もある松ぼっくり。
特に大王松の大きな松ぼっくりはおすすめです。
松ぼっくりはいつでも道端に落ちているイメージがありますが、探そうと思うとなかなか見つからないものです。
松ぼっくりはいつ落ちるのか?どこに行けば拾えるのか?
また松ぼっくりを販売する場合に、高く売れるものの特徴や、松ぼっくりの販売前の処理方法をご紹介します。
松ぼっくりを拾うにあたっての注意点もあるので、チェックしておいてくださいね。
- 松ぼっくりが落ちる時期はいつなのか?
- 松ぼっくりはいつどこで拾えるのか?
- 高く売れる松ぼっくりの特徴や販売時期は?
- 松ぼっくりの販売前の処理方法は?
- 松ぼっくりを拾って販売するにあたっての注意点
松ぼっくりはいつ落ちる?拾うのにおすすめの時期や季節

松ぼっくりはいつも落ちているような印象がありますが、探すとなるとなかなか見つからなかったりします。
小学校から急に持ってくるように言われて焦った経験がある方もいるのではないでしょうか。
松ぼっくりが落ちる時期はいつなのでしょうか?
松ぼっくりが実る時期
そもそも松ぼっくりが木に実るのは10~12月頃です。
松ぼっくりは4月頃に受粉して、その年の夏には茶色くなりますがこの時はまだ小さいままです。
冬を超えて翌年の5月前後から大きくなりはじめ、10~12月頃になると種を飛ばして落ちてきます。
松ぼっくりが落ちる時期/秋~冬

松ぼっくりが種を飛ばすのは11月前後なので、それ以降であれば落ちてくるのですが、いつと決まっているわけではありません。
種を飛ばしてもすぐに落ちずに1年近く木になったままというのも珍しくないのです。
そのため、まつぼっくりは季節を問わず一年中落ちてくる木の実だと言えます。
とはいえ、11月頃に種を飛ばした直後はやはり数も多く、北風にさらされて落ちてくる可能性が高い時期です。
効率よく拾いたいのであれば、11月や12月がおすすめの時期だと言えるでしょう。
松ぼっくりが落ちる時期/春
松ぼっくりは春先が落ちやすいという説もあります。
種を飛ばした後も木になり続けた松ぼっくりは、強風に吹かれることによって落ちてきます。
春先に吹く春一番と呼ばれる風はかなり強く、松ぼっくりが落ちやすい時期だと言えるでしょう。
一年中落ちる可能性のある松ぼっくりなので、販売目的などでたくさんの松ぼっくりが欲しい場合には見つけ次第こまめに拾っておくことが重要ですよ♪
松ぼっくりはいつどこで拾える?

松ぼっくりはいつどこで拾えるのでしょうか?
松ぼっくりが拾いやすい時期はいつ?
松ぼっくりが実るのは10~12月で、落ちるのはそれ以降の時期です。
拾いやすい時期は11月や12月及び春一番が吹く3月頃だと言われていますが、共通して言えるのは強風が吹いた後だということです。
たくさんの松ぼっくりを拾いたい場合には強風の次の日などを狙ってみるのが良いですよ。
松ぼっくりが拾いやすい場所はどこ?
松ぼっくりをたくさん拾うには、松がたくさん植わっている場所に行く必要がありますよね。
松がよく生えているおすすめスポットは以下の場所です。
- 海岸(防風林として松が植えられていることが多い)
- お城
- 寺や神社
- 大きい公園
- ゴルフ場
一番拾いやすいのは海岸かなと思います。
お近くに海がある場合にはぜひ探してみてくださいね♪
松ぼっくりはいつ高く売れる?売れる松ぼっくりの特徴

松ぼっくりを拾って販売するなら、少しでも高く、売りたいですよね。
そもそもどんな人が松ぼっくりを買うのか?いつなら高く売れるのかが気になります。
松ぼっくり売れる時期はいつ?
松ぼっくりの需要として最も多いものは、ハンドメイド用です。
クリスマスの飾りの定番ともいえる松ぼっくりですが、住んでいる地域によっては手に入りにくいですし虫が苦手など自分では探したくない人は結構います。
クリスマスの飾りは秋ごろから作られ始めるため、秋から12月にかけてが売れやすい時期と言えるでしょう。
とはいえ、急に学校に持ってくるように言われた…など一年中ある程度需要はあるものなのでいつ販売してもよいと思います♪
高く売れる松ぼっくりの特徴は?
松ぼっくりが売れるとはいえ、どんなものでもよいというわけではありません。
高く売れる松ぼっくりの特徴としては以下のようなものがあります
- 大きいもの
- 長いもの
- 上から見て偏りがなくできるだけ対称なもの
- 傘がきれいに開いているもの
大きい松ぼっくり
大きい松ぼっくりは高値で取引されることが多いです。
15cmサイズで形も整ったものなら1個1500円程度の値が付く場合もあります。
平均的な値段でもこのサイズなら一個200~300円程度で買い手がつくでしょう♪
長い松ぼっくり

直径は普通でも長さが13~18cmくらいあるような長い松ぼっくりにも需要があります。
こちらも1個当たり200円~500円程度で取引されることが多いようです。
偏りがなくできるだけ対称な松ぼっくり
松ぼっくりは天然の物なので、傘が偏っていることもありますが、こういったものには値段が付きにくいです。
できるだけ対称で整ったものを選びましょう
傘がきれいに開いた松ぼっくり
傘が閉じている松ぼっくりの需要は少なめです。
できるだけきれいに開いたものを選ぶほうが良いでしょう。
松ぼっくりはぬれると傘が閉じるという性質があるので乾燥させることによって開いてきますよ♪
松ぼっくりを売るコツ

松ぼっくりは大きいものや長いものは1個でも売れる可能性があります。
普通のサイズの松ぼっくりに関してはサイズをそろえて10個、20個などまとめ売りをするのが高く売るコツ♪
多少不細工なものがあっても大量売りであれば需要はありますよ。
さらに、ボロボロの松ぼっくりでも大量にあれば着火剤として売れることも?
松ぼっくりはいつ開く?販売前の処理方法

松ぼっくりを拾ったけれど、固く閉じているということはありませんか?
松ぼっくりは閉じた状態では売れませんし、拾ったままの状態でも売ることができません。
松ぼっくりはいつ開く?
松ぼっくりは濡れると閉じるという性質があります。
それは木になっている状態の時だけでなく、落ちてからも変わりません。
雨の翌日などに拾った松ぼっくりは閉じていることが多いです。
松ぼっくりが閉じていても使い物にならないとあきらめるのは早いです。
松ぼっくりはしっかりと閉じたものも乾燥することで開いてきますので天日干しをしてみましょう。
松ぼっくりの販売前の煮沸処理
松ぼっくりはきれいに見えても中に虫がいたりする場合があるので、出品する場合には必ず消毒の処理を行いましょう。
かなりニオイの出る作業なので換気扇は回しておいてくださいね。
- 歯ブラシなどを使って大きい汚れは取り除きます
- 沸騰したお湯の中に松ぼっくりを投入します(鍋が汚れるので捨てる予定の鍋などを推奨)
- 松ぼっくりの傘が完全に閉じるまでゆでます
- 天日干しをして傘が完全に開くまで待ちます(乾きが甘いのはカビの原因に、しっかり乾燥させます)
松ぼっくりの数が少ない場合にはレンジもOK
松ぼっくりが少なければレンジで処理を行うことも可能です。
こちらもかなりニオイが出るので換気扇は必須ですよ。
- 紙袋かペーパーを敷いた入れ物を用意します(松ヤニが出るため)
- 松ぼっくりを中に入れてレンジで加熱します
- 時間の目安は1個10秒程度(10個で1分くらいを目安に様子を見ながら行ってください)
※様子を見ながら行わないと焦げるので注意
松ぼっくりを拾って販売するときの注意点

他人の土地や山林に入って松ぼっくりを拾うことは窃盗に当たる場合があります。
子供が数個拾って遊ぶ程度で何かを言われることはあまりないですが、大量販売するとなると話は別。
土地の所有者に許可を取ってから拾うのがマナーです。
松ぼっくりは海岸や神社、お寺、公園、山林などに落ちていることが多いです。
いずれも土地の所有者や管理人に確認を取ってから拾うとトラブルが避けられますよ。
松ぼっくりはいつ落ちる?拾える時期や場所と高く売れる特徴についても!まとめ

- 松ぼっくりは年中拾えるが11月~12月や春先の風の強い日の翌日に探すのが特におすすめ
- 拾える場所は海岸、公園、城、寺など
- 売れやすいのは大きいもの・長いもの・形がきれいなもの
- 閉じた松ぼっくりも乾燥させれば開いてくる
- 売る前には消毒処理を。煮沸やレンジ処理がおすすめ
- 松ぼっくりを大量に拾うのは土地の管理人に許可を取ってから
タダで拾える松ぼっくりがお金になったらうれしいですよね。
松ぼっくり販売の参考になれば幸いです♪